1987、金福寺、落ち着いていていい感じ

By | 2019年10月15日
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本願寺北山別院の脇を通り、

金福寺、こんぷくじ、

>864年(貞観6)円仁(慈覚大師)の遺志を継ぎ、安恵僧都が創建。
江戸中期に鉄舟和尚が再興し、現在は臨済宗南禅寺派。

松尾芭蕉が鉄舟と親交を深めたという芭蕉庵は荒廃したが、のち与謝蕪村が再興。紅葉が美しい。背後の丘に与謝蕪村ら近世の俳人の墓や句碑がある。

また、舟橋聖一作歴史小説「花の生涯」や諸田玲子の「奸婦にあらず」のヒロイン村山たか女は文久2年、
勤皇の志士によって三条河原でさらし者にされたが、3日後助けられて金福寺に入り尼として明治9年まで14年間すごし、当寺で生涯を終った。法名は清光素省禅と云う。

本堂では与謝蕪村と村山たか女の遺品が拝観できる。庭園は皐月の築山と白砂の簡素な枯山水。
3段の生垣ごしには素朴な趣の芭蕉庵の萱葺き屋根が見える。3月は紅梅とあせびの花、11月はさざんかと特に紅葉が美しい。芭蕉庵からは洛中が一望できる。

引用終わり、

拝観料400円、落ち着いていていい感じ。

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