2075、四国散策 no.35 寺田寅彦邸跡と居室

By | 2020年1月14日
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再度少し車を走らせ、寺田寅彦邸跡と居室

>寺田寅彦は物理学者、随筆家。1878(明治11)年11月8日に東京で生まれた。

>1881(明治14)年、父の転勤に伴い高知市の大川筋のこの家に祖母、母、次姉とともに移った。
1885(明治18)年、一度東京に移ったが、翌年父が退役、再び高知に移り、以後父が病没する翌年(1914年)までここは寅彦の故郷の家となる。

>1896(明治29)年7月、高知県尋常中学校を卒業した寅彦は、熊本の第五高等学校第二部に入学した。在学中夏目漱石に英語を学び、田丸卓郎に数学と物理学を学んだ。
1899(明治32)年9月、東京帝国大学理科大学に入学、卒業して大学院に入り実験物理学を研究。音響学、磁気学等に関する研究に没頭した。

>寅彦の研究は広汎で、地球物理学をはじめほとんど物理学の全分野にわたっている。
日常周辺の諸現象を対象に、それを具体的に分析し、何等かの法則性をそこに発見しようとする。
これは彼の随筆における独創的な着想、科学的な追求、ユニークな結論などにも通じる基本姿勢といえる。

>寅彦が少年期を過ごしたこの家は父利正が1880(明治13)年頃に購入したものである。1945(昭和20)年7月戦災によって焼失、辛うじて離れが焼失を免れた。
現在ある茶室は1977(昭和52)年に、また主屋は1984(昭和59)年に、寅彦の長男寺田東一氏所蔵の「家相図」を基本資料として、寺田家および居住していた人々の所持する古写真や記憶などをもとに復元したものである。

引用終わり、
こちらも大分のんびりした施設でした。

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