2540、熊野散策 no.10、谷瀬(たにぜ)の吊り橋、怖くて渡れませんでした

By | 2021年5月5日
Pocket

帰路、十津川村に戻り、谷瀬(たにぜ)の吊り橋、

>スリル満天!空中散歩「谷瀬つり橋」
日本有数の長さを誇る鉄線のつり橋。
上野地と谷瀬を結ぶこの巨大なつり橋は長さ297メートル高さ54メートル。
そびえ立つ深い山々に囲まれ、眼下には清澄な十津川(熊野川)が流れまさに絶景!
最高のロケーション。
歩くたびにゆらゆらと揺れるつり橋はスリル満点!まるで空中を散歩している気分。
十津川村NO.1の観光スポットです。

>今では十津川村を代表する観光名所になった「谷瀬つり橋」はもともとは生活用のためのつり橋としてかけられたんじゃよ。
今から約60年も前の昭和29年(1954年)戦後の復興期のことじゃ。

>谷瀬の人々らは川に丸木橋を架けて行き来しておったんじゃが、洪水のたびに流されとった。
そこで谷瀬集落の人々は1戸当たり20~30万円という、大金をだしあい当時としては思い切った800万円もの大つり橋を村の協力を得て完成させたんじゃのら。

>当時の教員の初任給が7800円で米10キロが765円の時代じゃよ。
今のように物が豊かでなかった時代じゃが、谷瀬の吊り橋私財を投じた先人はお互いを助け合いとても心は豊かじゃった。

>今ではみなに無料で渡ってもろうとるこのつり橋、
先人の「まごごろ」がどれほどであったかみなの衆忘れんでおくれよ。

ということで、高所恐怖症の私は、怖くて渡れませんでしたとさ。
そして、いつも思うけど、人はわざわざ、ここに住まなくても、というところに住むよなぁ。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です