272.景気と日本酒

By | 2015年1月10日
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今朝の7時過ぎに新宿に着きまして、
特になんの予定もなく一人ふらふらしてましたが、
まず、開店前の百貨店って行列出来てるのね。

一昨年の年末、株がかなりあがったこともあり、
その年の年末は、職場近くの伊勢丹も大行列で、
へぇ、とか思った記憶があります。

誰がなんと言おうと事実として、
先月発表されたGDPはマイナスだし、
一時速報値からもマイナス改定されているのだから、
景気は回復していないし、悪化しているわけです。

さりとて、これも現実問題として、
昨年の4月にはベアがそれなりに通り、
来年も通るのだろうから、
少なくとも上場企業というか
それなりの規模の会社の役職員は
給料が上がったし更に上がるだろうということ。

これは安倍ちゃんがあげてね、
とお願いをしたからあがるわけではもちろんなく、
しっかりとその源泉がないと、したくても出来ないし、
しようもんなら、株主が黙ってないわけだ。
ということは、つまり営業利益が増えていることで、
これは企業が頑張って売上を上げたか、
コストを下げたかのどっちかである筈なんだが、
なんのことはない、そのいずれでもなく、
(それももちろんあるんだけど)
単に為替が円安になったから
営業外収支が改善している面が、
多いか少ないかはともかく、そこそこあるよね、
ということです。

更に、今年は法人税を下げるわけで、
(外形標準とか実際どうなるかはともかく)
当期利益かまったく同じだとすると、
減税の分、常識的に考えると
設備投資、内部留保、役職員の給与、株主還元の
どれかになりまして、これは正解のない問題だけど、
アマダみたいに、そもそも余った利益は全部株主に
返しちゃうってのもありだし、
給与に回したいけど、ベアは嫌なので、
賞与原資にしようとか、
もちろん設備投資にしてもいいけど、
なんか負債を返すのはありとしても、
内部留保はないよな、と考える。

なんの話だっけな?
長くなってきたのでアップ。

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