続いて西塔。
「美しい杉木立の間から小鳥のさえずりが聞かれる静寂境。」
緑豊かな中に、趣のある建物。
最後に総本堂のある東塔エリア。
豪壮な建物がいくつもあり、
こちらの中道は、さすがに深みが違う。
1,200年前に最澄が開山してから、法然、栄西、親鸞、道元、日蓮なんかが修行したりとか、
日本仏教の母山と呼ばれているそうな。
たしかに京都市内にあるお寺のような、
壮麗さとかあるいは華やかさとか、
石庭とか、抹茶を、とかいうよりは、
ごつごつしたというか、
しっかり仏教してまっせ、という印象。
そういえば、信長君がかなりの無茶をしたことなんかもありましたが、
鎧とか着て、ここを登ってそないなことすんのは、
それは相当しんどかったんだろうなぁ、などとも思いつつ、
なかなか関西在住者でないと、どうしても一日がかりになるのでね。
さりとて、一度は行っておいてよろしんでないかと。




