第1回【ちゃれんじ☆日本酒】一番○○な日本酒を飲んでみよう!~「強い」編~

By | 2014年10月17日
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はじめまして!林竜多郎と申します。ここでは「りゅう」と呼ばれています。

ついに始まってしまいましたね!いざ書こうとすると何から書いて良いものか迷う迷う。記事ってつまりは筆者にとってある意味で「作品」なわけですから、妙に緊張してしまいます…が、それも第1話っぽくていっか!

企画自体は難しいことは考えず、いろんな日本酒にチャレンジしてみよう!(もしくは日本酒界に挑戦状を叩きつけよう!)という趣旨のものになってます。シンプルに、かつ大胆に。刺身で喩えるならホヤ的なインパクトが出せたらなと思います。

さ、第1回から分かりやすいテーマですね、一番○○な日本酒を飲んでみよう!~「強い」編~です!
お酒に強い(ダブルミーニング)方ならご存知かと思いますが、日本酒やワインのような醸造酒ではアルコール度数20%が限界と言われています。それ以上の濃度になると酵母が死んでしまうんですねー。焼酎やブランデーのように、醸造したものをさらに蒸溜することでそれ以上の度数を出せるようになっているというわけです。それを踏まえてですが、今回はその日本酒の限界を突破しようと思っています。

獲物は…コレ!

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エチゴサムライ
度数は箱に書いてある通り四十六度!ダブルスコアで限界超えてる!!けどこの日本酒、残念ながら酒税法による分類でリキュールとして区分けされてしまっているのです…。胸を張って日本酒と呼べるものではないですが、醸造で作られた(方法は分かりませんが…)ものとしてはこれが最高度数との事。はたしてどんな味がするのやら。早速試飲…んっ?

 

 

 

 

 

 

 

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ちょ、ちょっと何してるんですかー。撮影会始まっちゃったよ…背景までしっかり用意して…。朝から日本酒に必死になるちょこます一同。そうそう、この日もいつも通り、朝9:00集合だったんですよねぇ~。

 

 

 

 

 

 

さて撮影会も終わったところで開封。

いきなり飲み始めようとする面々に、いやいや、まずは香りからでしょ!と諌めるワタシ。
日本酒というとお米の甘い香りが仄かにするのが定石ですが、何分予想できないお酒です。どんな香りが…。

ん?

んん??

…しますね、お米の香り!日本酒ほど芳醇ではないものの、日本酒っぽさが感じられます。でもどちらかというと米焼酎っぽいのかな。

香りを楽しんだ所で、さあ飲みましょう。度数も度数なのでストレートで飲む人とロックで飲む人に分かれまして、いただきます!

 

…。

 

……。

 

………?

…うわっ!

 

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■筆者近影■

こ、これは…日本酒じゃねーぞ!!まるでジンやウォッカを飲んでるみたいだ!喉が焼けるように熱い。
いや、だがしかし…口の中に含んで転がすと、確かに日本酒の風味はあるっ…!
いずれにしてもストレートで飲むにはなかなかにきついお酒だ。ロックであればまだ飲めるけど、それでもチェイサーは欲しい。米焼酎と比べるにしてもそもそもの度数が倍はあるので比較に困る…。やはり近いのはジンでしょうか。それと比べるとジンの持つ、る松脂のような香りというよりは、米の透き通った鋭い香りがします。ロックにしても鋭さがあまり衰えないといった感じ。長く飲めそう。

しかし一同口をそろえて、「朝飲む酒じゃねーな」と。
う…ごもっとも…。

気を取り直して、お酒自体の味を楽しんだ後は、割ってみようーのコーナー。と行きたい所ですが、準備不足でして…手元にはペットボトルのお茶しかございません…。それでも、と言葉だけとっていえば「日本酒の緑茶割り」を作って飲んでみました。度数だけで言えばジンやウォッカの緑茶割と同等ということだから、ちょっと聞かないですよね。

お?おお?これは…おいしいかも…っていうか甘いかも…。アルコールの鋭さはかなり抑えられ、代わりにお茶の甘みがふわ~っと広がって、いきます。これは意外ですね~。割ったお茶自体も伊右衛門なので、甘みが強いお茶ではあると思いますが、それにしてもあからさまに「甘い」と感じる飲み口です。

美味しいんだけど、でも考えてみたら原料って米とお茶ですからね。合わないわけがない。日本人には慣れ親しんだ組み合わせですね。安定感はんぱない。どれぐらいの安定感かっていうと、全盛期の千代の富士ぐらい(※イメージです)。

一緒に食べたおつまみは、煎餅菓子のとうがらしの種、ソフトサラダ…程度でしたが、塩気のあるものは間違いなく合いますね。特にお茶割の味が甘いこともあって、とうがらしの種はどんどん進みました。

日本酒自体、普段は何かで割るということをしませんが、ここまで日本酒感が薄い…いや、味は濃いしアルコールも強いですけどね…じゃなくて、日本酒っぽくないと、割るという事が当たり前になってきます。結局試せずじまいでしたが(まだ残ってたら試してみたいけど)、越後武士:水を5:5か6:4で割って度数を落としたら普通の日本酒っぽい味になるのかどうかは気になるところではあります。

感想まとめ

  • 日本酒というよりはジンなどのスピリッツのような味わい
  • 割った方が楽しめそう(そういう意味でリキュールという分類は正しいのかも)
  • 味、風味は日本酒に近いものはある
  • お茶割は全盛期の千代の富士ぐらいの安定感

ううん…こういうのまとめるの難しい。もっとその日本酒であーしたいこーしたいはきちんと練らないといけませんね、はい。では、そんな反省も踏まえて、今後も思いついた一番○○な日本酒を探しては飲んでみたいと思いますのでよろしくお願いしまーす。

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