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By | 2014年4月28日
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TOTOという名のバンドのライブに行って来た。
http://ja.wikipedia.org/wiki/TOTO_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)
日本武道館10,500円。

良いか悪いかはともかく、お金というものが社会にはあって、
価値としての一つの物差しとして機能している。

服とか家電とか食器とかCDとか本とかゲームとか、形に残るもに対して、
食事、酒、ライブ、旅行、なんてものは、形に残らない。

形に残らないモノ同士で考えるに、
一回の飲みで10,500円はそんなには使わないけど、
なんだかんだ二次会までいけば、カラオケまで行けば、それくらい余裕で消える。
そう考えると10,500円ってのは、実は普通に使う金額と思う。

ネットを叩くと、獺祭の50、1800mlが10,800円。
今すぐそれを手に入れるのなら、同じ価値かぁ、と思う。

TOTOというバンドに一切興味はなかったものの、
話の流れで行って来たが、それだけの価値はあった。

獺祭はいつでも買えるけど、ライブは、かつ異人さんだと、
次いつ来るかわからん、ってのが乗っかるんだろうな。
もちろん、生だから二度はない、ってのもあるし。

ただ、明日もTOTOのライブはあるんだけど、行くかと聞かれれば行かない。
もし、永遠に獺祭がその値段でないと手に入らないのだとしたら、
2回目買うこともある気はする。

ほんじゃあ、酒で比べてみると、
例えば、ドンペリは一時期同じくらいの値段で買えたけど、
今は円安だから、二回り高い。

ドンペリと獺祭、どっちがどうなんだろう?

ここまで書いてみて改めて思うのは、
お金で価値をすり合わせることには何の意味もなさそうだということ、
でした。

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