そんなわけで、責任者であるものの、
正直まだ何も動いていないのだが、
手料理と日本酒の相性についての企画を
コンテンツに落としこむ作業をします。
正直どうとでもなるかと思っていまして、
撮影班から素材が微妙、という指摘。
踏まえて写真を観てみるが、
うーむ、なるほど。
映画監督が、このシーンを、どんなシーンで、どんな前後を想定して、
このシーンを作って、最終、どんな映像にするかってのは、
間違いなく撮影前からあるわけです。
個人的に、なんとでもなる、と思っていて、
今でもなんとかはなる、と思ってはいますが、
何のために取るかの前提がある写真と、
そうでない写真があるとするなら、
どっちが写真としていいかどうかではなく、
そこの撮り手の意識は必要なんだろうなぁ、と。
ある日本酒がある。
それが仮にそこそこちゃんと美味しいとして、
飲まれるまでの流通の確保もそうなんだけど、
それを飲ませるまでのプロモーション的なものが、
コンテンツの面白さの中に、写真があるなら、
そこは似たような関係なんだろうな、と。