お酒をたくさん飲む人のことを「とら」とか「おおとら」とか言いますな。
何もわかっていなかったので調べてみたところ、
まあ、解釈するまでが長い。
もともと、中国では、お酒のことを竹葉と言った。
なぜかというと、
>竹の葉に溜まった露を集めると酒になるという民間伝承があった
からで、竹露ともいいます。
ちなみにわが国の古語ではささですが、平安貴族が竹葉・竹露を
笹の葉・笹の露としゃれて呼んだからという説が有力です。
つまり竹葉→笹の葉→ささ→さけって事ですね
っで、
>笹薮にいる虎は笹(酒)にはつきものというわけで、酔っぱらい=トラになったのでしょう。
だってさ。
やばいよね、これ。
だってさ、虎が笹の近くにいるイメージがないわけじゃないけど、
笹のイメージって圧倒的にパンダの方が強いわけだ。
当時パンダは見つかってなかったということかもしれないけど、
そうでなかったなら、酒強い人のことが、
パンダと呼ばれていたわけ。
上野動物園にパンダが来るぞ!って盛り上がってた時期、
パンダ=お酒強い、だったら、子供たちにパンダ見せちゃだめ、
みたいな乗りも出来てたと思うんだ。
さて、まあ、仲間内で、酒飲んでめんどくさい奴を、
とらだ、と評することが一般的かというと、
わかる人もいるだろうな、という席でしか言わない。
んで、言ってる私が語源も知らなかったにもかかわらず、
なんか通じるといえば通じる。
そんなことより、
とら、って言われるほど、飲んだり、
めんどくさかったり、
とにかくなんかすげぇよなあ、あいつ
ってなもんかしらね?
自分がとらと呼ばれたらどう思うかと想像すると、少し嬉しい。
ただ、自分がとらだとは思わないし、とらと他人にも思われないんだろう。
とらって、呼ばれてみたい。
がおーっ!
いや、パンダでもいいけど。