偽善 no.2

By | 2014年6月20日
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これでこの手の話題は最後。
私が今までにしてきた最大でおそらく最後の偽善が、
被災者ホームスティの受け入れ。

今あらためて振り返っても、
一体あれはなんだったんだろう。

東日本震災後、自分に出来ることをすればいい、
と基本的に構え、
結構な金額を寄付する、孫さんや、柳井さんはそれをすればいいし、
お金で何かした感を味わえる人は、身の丈に合った寄付、というのが、
一般的だったんだろうか。

それ以外でいくと、電力の消費を抑えるとか、
被災地にボランティアにいくとか、
その頃は意見が分かれるものの、
とにかく、冷やかしと思われてもいいから、
行ってみる、など、いろいろ、
それこそ正解なんてないから、
みんなが何かをやったわけだ。

被災者ホームスティというサイトを発見し、
たまたま部屋が余っているし、
他人がうちに来ることにあまり抵抗を覚えない私は、
このサイトに登録をしたと。

ちょうど半年の月日が流れ、私が夏休みで海外に旅行にいって帰ってきた、
9月の終わりか、10月の頭くらいから、
郡山在住の、当時30歳だったと記憶する、
お兄ちゃんと、半年弱の同居生活をしたことがある。

結論として、結局彼と理解しあうことが出来ず、
今何処で何をしているのか、
まったく知らないんだけど、
別にそれ自体はどうでもいいものの、
如何に自分が偽善であったかと、
今理解している。

どっかで書いた記憶もありますが、
週二回本読みます、海外40カ国いってます、
といえる自分がいいと自分が思っていて、
被災者ホームスティ受け入れたことあるよ、
と言いたい自分がいただけなんだろうなぁ。

偽善だ。

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