はい、「左舷弾幕薄いよ、何やってるの! 」のバレンシアです。
朝の7時前に着き真っ暗。この国は8時過ぎないと、明るくもならないし、街も起きない。
一番早く動き出す、1928年に建設されたスペインでも有数の規模を誇る中央市場。
日本より二回り大きい野菜(パプリカとかズッキーニとか)、アーティチョークやポルチーニなど、欧州ならではも混じる。
牡蠣やムール貝が山積みされ、ロブスターやスカンピは鮮やかな色。グロテスクな鮟鱇や見馴れた魚が次々に並べられていく。
鶏、豚、牛、各部位ごとに集められ、羊や兎も顔を出す。
生ハム、サラミやソーセージ、それからチーズも膨大な種類と量。
それからカタツムリやら、ザリガニやら、うなぎやら、元気よく動いてる。
世界中何処に行っても市場は楽しい。
観光スポットが開くまで、今回はじめて海を観る。大航海時代名を馳せたセビーリャは、結構内陸なのです。
世界中何処に行っても海はいい、ずっと見てられる。
ビーチまでは路面電車、途中信号をかえるのに、運転手が走ってボタンを押しに行く姿が長閑で愛らしい。
観光スポットはやっぱり荘厳なカテドラルと、世界遺産のラ・ロンハ。15世紀末、商品取引所として建てられて、19世紀まで交易所として使われたとあるから、大航海時代には大活躍やね。 スペイン料理の定番、パエリヤはここバレンシアが発祥。
ハーフサイズ(日本で言う一人前)とドリンク一杯で7ユーロ。もう少し硬めをイメージしてたけど食べやすい柔からさ。そしてやはり魚介のパエリヤは出汁が効いて美味い、が飽きる。 この旅一番の暑さ、32度。風が心地よく、セルベッサが美味い。
16時から最終目的地バルセロナを目指す。