215、白身の焼き魚と日本酒

By | 2014年11月12日
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昨日書いたのが、普通にアップされていなかったことを今知り、軽くショック。

そんなこともありながら、
本日は白身魚を焼いてみましょう。

昨日分を見てみると、
平目、鰈、鮟鱇、おこぜ、ほうぼう、なあんてのは、そもそも焼き魚、ってのはあまり聞いたことがない。

想像するに、焼くってことは、
余計な脂を落とすとか、焼くことによって生まれる、実のふわふわ加減とか、
香りの香ばしさとか、旨みが凝縮したりとかしない魚は焼かない、
と想像される。
裏を返せば単に、刺身で充分美味い、とも言えるのか。

それでも焼くのはやはり鯛。
脂いっぱいの兜なんかは半分に割って、
グリルで焦げ目をつけてもよし、
オーブンでじっくりも、塩釜にしてもよし。

東京ではみたことなかったけど、
関西では、キスも塩焼きでスーパーに売っている。
天ぷらにするには、ちと大振りなサイズ。

太刀魚、穴子、鰻、なんかの長い魚は、
白焼き、特に関東だと脂を落とすために、蒸してから焼くので、
ふわふわな食感で臭みなくいただけますな。

正確には、蒸した後焼くのは山葵醤油、
蒸さずに焼くのは、生姜醤油なんだってさ。

前者の塩焼きと、後者の山葵醤油だと、
そもそも違うものになってきてしまうけど、
少なくとも生食で合わせる日本酒よりは、
もう少ししっかりした日本酒が欲しくなる。

塩焼きなら、淡麗辛口といわれるところ、
真澄、月ノ井、菊姫、そんで越乃寒梅。

白焼きには、新政、大山、浦霞、それから、樽酒なんかが結構合うんでないかと。

如何でしょう?

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