既出ですが、つれと行ってきました。
http://tabelog.com/osaka/A2707/A270702/27000053/
前回は、細切りを普通に食べ帰り充分満足。
今日は、蕎麦とそばがき小と日本酒のセットに、
かけそばとビールをオーダー。
ビールはエビスの小瓶で、おかきがついてくる。
二人で一個しか頼んでいないのに、
おかきは二個出てくるのが嬉しい。
美味しい蕎麦屋は出てくるのがゆっくり。
写真撮影禁止、携帯ゲーム禁止、
わざわざ書かなきゃいけないのが寂しい話だけど、
ここは客の質もよく、中年以上の人達が多くてのんびりした雰囲気。
日本酒はお勧めの二種からどちらがいいです?
と聞かれ、飲みやすい方と指定したのを飲む。
このサイトにまつわる人間として失格なのだけど、
銘柄を聞きゃあしないし、ラベルの判別さえしていない。
日本酒には酒肴が漏れなくついてきて、
あさっりの漬物、きゅうり、大根、人参、セロリ、パプリカ。
ちょっとずつ、いろいろは嬉しい。
続いて蕎麦がき。
山葵がちょこっと乗っていて、
大根おろしと醤油で正味。基本的には、蕎麦がきってあんまり食べないし、
蕎麦の風味を楽しむのには一番なんだろうけど、
どうしても食感がもっちもちなので、あまり手が出ない。
が、ここのは、もっちもちなんだけど、とにかく美味いので、進むこと進むこと。
そして、カタクチイワシ?と思われる干物が、
酒肴の二段として出てくる。凄い。
腸の苦味がぎゅんと詰まってて、身も程よく堅く、酒が進む進む。
そして、かけそばが来る。
正直、美味い蕎麦は、冷たく食べた方が絶対美味しいことはわかっていて、
でもまあ、一応。
これが美味い、葱と三つ葉とゆずのみ。
結果的につゆをすべて飲み干してしまうんだが、
身体のことを気にする必要もない塩加減、なのに美味い。
蕎麦も冷たいのが持ってる食感とは違った優しい食感。
もったいない気もしつつ、卓上の七味を加え、
これもまたいい七味で上品なのです。
そして、粗引き。
そのままで美味い、日本酒について食べても美味い、
さっぱりしたつゆにつけても美味い。
なんなんだろう、風味と喉越しと食感。とにかく美味しいのです。
書くの放棄。
耐え切れず日本酒を追加オーダーしてみれば、
蕎麦味噌がついてくる。
これもまた酒が進むのです。
これで3780円は安い。
自分の住む街に、こんなお店があることがとても嬉しい。
週末の昼下がり、この店では、とても素敵な時間が流れています。