様々なご意見を頂戴しておりますが、
基本的には、特筆すべきことがなければこのまま書きます。
白身も終わり、続いて、赤か青かという話になりますが、
なんとなく、御大の赤は後に譲り、かつ書いて楽しそうな蒼に行きます。
青身とは言うものの、言うまでもなく、
身が青いわけではない。
白身赤身に対しての言葉であって、基本回遊魚なので、
(筋肉質で)身は赤い。
なぜ青身と呼ぶかというと、背の皮が青いから、うーむ。
代表的なのは、鯵、鰯、鯖、秋刀魚、それからニシンも青身とされている。
さて、日本酒と合わせましょう。
まず生食からいきますが、刺身、叩き、炙り、なめろう、なんかもありですな。
刺身は、青身特有の臭みを緩和するため、
生姜醤油でいただくのが基本。
さりとて、何かで読んだけど、それは、魚の鮮度が保てなかった時代の話なので、
今は、わざわざ臭みを取るような食べ方をする必要はない、という話も聞く。
っで、それはたしかにそうなんだろう、と普通に思う。
一方で、青物は生姜で、みたいに食べるもんだという前提やら、
それと食べるとさらに美味しい、
という風潮が世の中にあって、それに引っ張られてもいるんだろう。
そして、日本酒。
青身の魚を刺身で食べるなら、
辛口と言い切りたいとこだけど、
青身の刺身は、受け手によっては、凄く深みのある旨みな気がしていて。
純米大吟醸あたりでどうでしょうか?
九平次、黒龍、日本酒好きには久保田で。