3570、岐阜散策 no.6 崇福寺(そうふくじ)

By | 2023年8月20日
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続いて、

>崇福寺(そうふくじ)は、岐阜県岐阜市にある臨済宗妙心寺派の寺院である。山号は神護山。織田信長、有栖川宮家ゆかりの寺院である。本尊は延命地蔵菩薩、聖観音。美濃三十三観音霊場第十四番札所。

>伝承によれば、鎌倉時代に創建。荒廃していたのを1511年(永正8年)に斉藤利匡の手で移転整備。1517年(永正14年)に改称したという。

>別の説としては、1469年(文明元年)に、土岐成頼と斎藤長弘が建立し、1493年(明応2年)に開山したという。

>1567年(永禄10年)、織田信長が岐阜に入ると、崇福寺は織田家菩提寺となる。1582年(天正10年)、本能寺の変により織田信長と織田信忠が亡くなると、二人の遺品は側室のお鍋の手で岐阜城から崇福寺に持ち込まれ、織田信長・信忠廟所に埋められたという。

>1600年(慶長5年)、織田秀信は石田三成の挙兵に呼応し、関ヶ原の戦いの前哨戦で岐阜城に立てこもるが、福島正則や池田輝政らに攻められて落城する。岐阜城が廃城後、崇福寺は岐阜城天守の床板を譲り受け、この戦いで戦死した38名の武将を弔う為に本堂の天井板に使用したという言い伝えがある。

>織田家の免状・信長公書状・信長公画像・信長公茶掛・清洲城鯱瓦・信長公教訓の絵・信長、信忠公廟所・側室小倉なべ消息・血天井(岐阜城の床板)等がある。

>大層な掛け軸は、独秀乾才禅師頂相(国重要美術品)

と、思われる。

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