ある種昨日の続き。
ポールが来るということで、改めて彼が作った曲を見直すと、
どうなんだろう?ジョンよりもいい曲多いんでね?と。
その中で、そこまで有名かどうか、そこまで名曲かどうかはともかく、
いい曲です、ゴールデンスランバー。
そんで、同名の伊坂幸太郎の小説がまた素晴らしく、
そして映画もまた素晴らしい。
なんか先週BSでやっていたから録画して改めて観まして。
伊坂の作品の中でも、完成度の高さは秀逸。
個人的には、ユーモアにおいてギャングシリーズに軍配があがると思ってますが、
何処を切り取っても伏線、各キャラがきらきら輝いていて、
騙しと驚きのてんこ盛り。
映画の方も、2010年の作品ってことで、
改めて観ると、今いろんなとこで観る人がぐいぐい出ていて面白い。
主演は堺雅人だし、悪役は香川照之。
ヒロインの竹内結子、友人の吉岡秀隆、劇団ひとりで抑えておいて、
美味しいとこは、柄本明とベンガルの、劇団乾電池。
すっかりメジャーの濱田岳が、皆から好かれるとこだし、
大森南朋も貫地谷しほりも出てるし、
親父伊藤四郎だし。
(ネタばれになるので、見てない人はこの先禁止)
ラスト整形で出てくる人が、半沢直樹の同僚なのね。
昔はじめてみたとき、あまりにもエイリアン顔だったから、
CGかなんかだと思って、そのままだったのだが、
普通に役者じゃん、という衝撃、誰にも伝わらないな。
ちなみに、エンディングテーマが、斉藤和義もよい。
そんなわけで、ビートルズの曲、小説、映画ともに、絶対抑えておくべき一作