次に、映像というか絵。
CMとかにも使われていたような、
震災の表現、風に飛ばされるパラソル、
弧を描いて飛ぶ紙飛行機、
人々の何とも言葉にしづらい表情、
正直不自然な気もするほどの鮮やかな自然の色使い、
精巧な飛行機の流線型、などなど。
すべてがとにかく美しいし、うまい、さすが。
そして最後に音楽。
言うまでもなくゆーみんの
ひこうき雲は、曲そのものの良さはもちろん、
世界観がどうしていつもここまで合うのか謎。
というか魔女たくの話ね。
相変わらず久石先生の曲はどれもこれも
ばちこんと完璧で。
作品としては、素晴らしいものと思いつつ、
そこまで面白く見られたかというと、
そうでもなかったのが正直がなところ。
結構、いらないシーンもあるなぁ、と思いつつみたり。
それから、喫煙シーンが多い、というのが、
ちと問題になったようですな。
たしかに、愛煙家の私からみても、
そりゃ突っ込まれるよ、という多さ。
ただ、そこは、当時の現実を忠実に描きたい、
って思いだけだと思うので、
そこを突っ込まれても困るよね、と思った。
もちろん、それ以外にも、
煙草を本庄にせがまれるとこととかは、
アイデアのやりとりとかにも繋がるわけで、
なんとも煙草だからNOはちょいと。