はじめに正直に書きますが、読んだわけではないし、
買ってさえいない。
ただ、なんかちょっとしたブームでしたな。
一応世界で150万部売れたらしく、
世界で150万ってどうなんだ?と思いつつも、
経済書で、700ページあるらしいから、
それはすごいことなんだろう。
さて、主張の元は、
「資本収益率は経済成長率を上回る」の一つ。
我々が仕事をして、
経済的な何かを生み出していくことによる富よりも、
働くことではなく、持っているお金を投資とかに回すことの方が、
金額的に大きくなる、ということ。
そうするとどうなるかというと、
貧富の差がどんどんどんどん大きくなるので、
それはなんとかしなきゃいけない、
ということで、グローバルな累進課税をしましょう、と説いている。
ちなみに、貧富の格差が大きくなることが何でよくないのかは、
説明しなくてもいいですか?じゃあ、しません。
一般的に、格差が広がるのはよくない、と唱える人は、
大体、経済成長どんどんしようぜ、ってのがそもそもよくないんだ、
という人が多いんだけど、
この人はそうではないところがポイントの一つで、
むしろ、成長は大事だぜ、と言っている。
わかったようなわからないようなだけど、
何がわからないかっていうと、
何でそんなに売れたのか?ってこと。
