315、トマ・ピケティ 「21世紀の資本」

By | 2015年3月5日
Pocket

はじめに正直に書きますが、読んだわけではないし、
買ってさえいない。
ただ、なんかちょっとしたブームでしたな。
一応世界で150万部売れたらしく、
世界で150万ってどうなんだ?と思いつつも、
経済書で、700ページあるらしいから、
それはすごいことなんだろう。

さて、主張の元は、
「資本収益率は経済成長率を上回る」の一つ。
我々が仕事をして、
経済的な何かを生み出していくことによる富よりも、
働くことではなく、持っているお金を投資とかに回すことの方が、
金額的に大きくなる、ということ。

そうするとどうなるかというと、
貧富の差がどんどんどんどん大きくなるので、
それはなんとかしなきゃいけない、
ということで、グローバルな累進課税をしましょう、と説いている。

ちなみに、貧富の格差が大きくなることが何でよくないのかは、
説明しなくてもいいですか?じゃあ、しません。

一般的に、格差が広がるのはよくない、と唱える人は、
大体、経済成長どんどんしようぜ、ってのがそもそもよくないんだ、
という人が多いんだけど、
この人はそうではないところがポイントの一つで、
むしろ、成長は大事だぜ、と言っている。

わかったようなわからないようなだけど、
何がわからないかっていうと、
何でそんなに売れたのか?ってこと。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です