昨日は、栂尾山と書いて、とがのおと読む、
高山寺、これはこうざんじでもこうさんじでも良いらしい、
に行って来た。
京都駅からバスで一時間程度、京阪組みの我々は、
四条烏丸まで歩いてそこから市バスに乗るつもりだったのだけど、
まさかの一時間に一本。
右京区なので、京都の左上になるのだけど、
左上というと、金閣寺とか大覚寺とか仁和寺が有名で、
さらにその奥にバスで30分。
かなり山奥のディスイズ田舎。
これはホントに、ちょっと関西在住じゃない人が、
京都観光に行ったとしても、なかなか行かないとこ。
そんな不便なとこでも、1994年に世界遺産になっているので、
期待値もあがるところ。
鎌倉時代に明恵上人(みょうえしょうにん)が作ったんだと。
おそらく皆もみたことがある、
鳥獣戯画、蛙と兎が遊んでる絵とかがあったりする。
作者は不明らしい。
っで、高山寺、というお寺の建物がどんとあるわけではない、
というのは、何かよく書くけど、ここもそうで、
満足に観られる建物は、石水院という建物で、
こじんまりとしていて質素で、すげえだろ?て感じの手の込んだ庭でもなく、
非常によい。
京都の世界遺産はおそらく、
歴史遺産と自然遺産でわけるなら、ほとんど前者なんだろうけど、
ここももちろん前者なんだろうが、
個人的には後者な感じ。
観光客もほとんどいないし、
なんといっても凄いのが、
やかましい外国人がいない。
これは今の京都にとってはポイント高しだったりするのでした。





