ジョジョの第三部は、基本的に、こっちが徐々に味方を増やしながら、
悪と戦って行く、という基本路線なんだけど、
じゃあ、ドラゴンボールと何処が違うかというと、
相手の強さがわからない、という前提なので、
謎解きというか、ミステリー的な要素が加わる。
かめはめはと、どどんぱと、きこうほうと、まかんこうさっぽうと、ギャリックほうの
どれが強いとかいう単純な武力対決ではなく、
なんかポーカーしたり、テレビゲームとかもするし、
敵もあからさまにばばあとかいるし、動物とかいるし、
バラエティが凄い。
ドラゴンボールは宇宙人とかアンドロイドとか言ったところで、
大体一緒だからさ。
逆に、ドラゴンボールは、近未来であるがゆえ、
ホイポイカプセルとか便利がものがある上、
死んでもさくっと生き返っちゃうんだが、
ジョジョは死ぬので、ある種現実的である癖に、
逆にスタンドってものだけで、
現実世界なんだけど、いろんなものを、
無理なくリアルにしているんだよね。
そして、なんといっても絵と表現力が、
当時は斬新だった、今でも荒木さんの絵は斬新というか、
とにかく、アーティスティック?
更には台詞なんかも、ウィットに富んだものから、
丈太郎の春樹?と思わなくもない、やれやれ、
やら、おらおらやら、ディオの無駄無駄なんか、
当時はちょっと斬新だったよね。
そういう意味では、世界観としては、
ドラゴンボールと比べるよりも、
北斗の拳の方が世界観も物語り感も近い。
ただただ、北斗の拳は女子受け悪そうなのに対し、
ジョジョは、女子のマニアを囲い込んでそうな気がする。
