420、サッカー日本代表 そしてシンガポール戦

By | 2015年6月18日
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ここまで来ると、単に決定力不足とか、
キーパーがよかった、とかでは説明が付かないくらい、
基本的には辛口の私で、たまたまとか偶然とかいうことを排除して論じたい私でさえ、
こんなことってあるの?っていう試合だった。

19点は無理でも、どう考えても3点くらい入っていて、
ラッキーだったら入るよな、ってのも含めると、
6、0位が妥当かと思う。

ただね、これがサッカーだし、
そういう状況で、どんな手段を使ってでも一点をこじ開けることが
出来てるかっていうとそうでもないんだろう。

解説とかメディアは、縦へのプレーを最優先する、
ハリルサッカーの批判にさっさと回って、
変化は必要だけど、いいものは残すべきだった、
みたいな論調で、簡単に言うとポゼッションサッカーもしろよ、
的なこと言う。

いいんじゃないかなぁ、これと決めたことを徹底的やれば。

そもそも、完全に引いた相手をこじあけるんなら、
ポゼッションとかしたとこで意味ないわけで、
あるいは、嘘でもいいから、ディフェンス無視で、
相手に舐めてんのか?と思わせるくらい人をあげて、
相手を前線の選手だけじゃなく、ラインまで上げさせて、
カウンターを狙う、くらいの極端な?リスキーな戦略を取らないと、
完全に引いたチームから点は取れない、ってことなんだと思う。

これは前回のWCで、一人少ないギリシアに守りきられたのと同様。
日本のサッカーがどうこうというよりも、
根本的に、この点差のままでよい、と思っている相手に対しては、
縦への一本化とか、ポゼッションとか、パワープレイとか、
ではそれなりの力の差があっても崩せない、
ことなんでないかしら?

おそらく、こないだの日本は、かなり格下の相手に、
失点ゼロかつかなりの点差で勝つのが絶対条件になっていいて、
そこを目標にするのはいいんだけど、
それが難しい時に、
失点ゼロに重きをおいたまま、点を取りに行くのか、
勝つために点がマストな状態で、失点覚悟で点を取りに行ったのか?という話だと思っている。

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