今回は35周年ってこともあり、
今までに劇団で出てきたあたり役のオールスターっていう構成。
なので、はじめてみる私達には、その凄さのすべてはたぶんわかっていないと思う。
古田新太のはまり役が、石川五右衛門、という話は前から聞いていて、
殺陣とか、歌とか、ダンスとかもある、
とにかく、どたばたエンターテイメントな劇団と聞いている中、
この古田の五右衛門が、超かっこいい、ということは認識していました。
正直、テレビで観る限り、どっちかというか、
どう考えても、ぶさめんで、殺陣とか出来る体系でもないし、
ということなんだが、
なるほど、カッコよかった。
ある種、歌舞伎に近いかっこよさで、
五右衛門なので、みんなも知ってる台詞があるわけで、
そこの見栄を切るとこが、やっぱ抜群にカッコいいんだ。
特別声がいいってのとも違うんだろうなぁ、
ただただオーラ?
こみこみで輝かせる演出?
ラストは普通に泣きました。
ストーリーではなく、来るよ来るよとわかっていて、
来たーっ!っていう感動ね。

