写真を使いきってしまったが、もう一項書いて最後。
祭を語るほど祭について経験もないし、
正直そこまでの興味を持っているわけではありません、
芝居とかサッカーとかと比べてね。
それでも昨年からこっちに来て二年越しにいろんな祭をみてきたので、
思うことを書いてみます。
昨年、岸和田のだんじり祭をみて、
物凄く男性的で、だんじりを引っ張る中高生とかが、
上の人から叩かれながら引っ張る姿に感動し、
思わず涙したのがはじまり。
結局祇園祭はテレビでしか観られなかったけど、
まあ、荘厳というか、形式的というか、
何が凄いのかまったくわかっていない。
天神祭はその間で、男性的なことはあまりなく、
かなり祇園より?にプラス、金かけて、
船とかいろいろ出しまっせ、という感じ。
住吉は、それよりはだんじりよりで、
神輿を担ぐ男衆の熱気はたしかに凄いんだけど、
全体を仕切るリーダー的な人のコメントが、
いちいち、いい意味で、優しい。
だんじりみたいに問答無用で体育会系的な乗りじゃなくて、
熱中症対策もそうだし、かける声の中身が、
結構大事なこと言ってるんです。
すいません、具体的な言葉はまったく思い出せないんだけど。
ホントにたまたまなんだろうけど、
住吉の見せ場の一つの川の中で、どうこうってとこは、
観ようと思えば見られる空間がかなり広いのでのんびり観たけど、
川を渡り堤防を登ったとこで、
地元の60半ばくらいのおっちゃんが、
「今年もええもん、見せてもろた」と言って、
帰っていったのが、なんかよくてさ。
おそらく、どんな祭も、ホントは見せるもんじゃなくて、
参加するもんなんだろうけど、
それでも観る人にそう思わせる何かがあって。
それと、いろんなとこに、いろいろ深く調べればもっと面白さが充満しているはずで、
これも偶然なんだけど、20前半の学生風の女子が、
住吉祭のマニュアル?みたいな、
結構しっかりした本を片手に、
いろいろメモを取っている姿もあって。
とりとめなくてすいません。
祭ってなんかいいよね。
