陽も傾いてきて、淀川の花火大会会場に向かいます。
正確には、なにわ淀川花火大会とある通り、
淀川って、京都も流れてるし、というか琵琶湖からなわけで、かなり広いわけだ。
続々と集まる人々。
それの下流、梅田と川を挟んだ十三と書いて、じゅうそう、との両側に会場がある。
帰りのことを考慮し、梅田川の会場を選び、
4,500円という決して安くない有料席へ。
でも結構いるんだね、お金払って花火観る人。
今までただで観てたのが違うのか?
まあ、たしかに、隅田川の花火大会って、
辺にぶらぶら行ってもほぼ何も見えないもんね。
他人が行った花火の映像を観て楽しいかは、
前回に引き続きわからない。
チケットには、18:30までに会場入りしないと、
入れなくなってもしらないよ、って書いてあって、
初心者なんで早めに行きますわな。
当然暗くならないと打ち上げははじまらなくて、
19:30くらいまで、特に何もすることがありません。
いやね、今の時代、スマホがあれば、どうとでも時間は過ぎるんだけど、
これがまた、たぶん、わざとと想像するんだが、圏外なんです。
梅田の駅から徒歩15分の川沿いが、
基本的に圏外ってことは考えられないわけで。
暗くなってくるから本も読むことも出来ず、
有料ゾーンなので、露天もトイレもあります、
と当日券を売り続けるアナウンスが流れ続ける中、
行列が凄くて、買い物する気にも、トイレに行く気にもなれないまま悶々と待つ。
嫌さ、トイレも買い物も快適に出来るようにするところで値段を設定するとか、
席を料金でわけるとかしろっての。
実際さ、ちょっと前の席の中年夫婦、
携帯がつながらないものだから、奥さんが席に帰って来られなかったらしく、
夫の方も、花火はじまる前に席を立って出て行っちゃって、
結局帰ってこなかった、という場面があった。
どうなんだろう?と思う。
前回同様、規制があって、会場から30分近く出られないし、
こうして結構高い堤防を越える人とかそこそこいるし。
っで、肝心の花火はどうだったかというと、
凄くよかったです。
まず、打ち上げる高さのところが見えるのが初めてなので、
地上から開く?なんていうの?それもしっかり見える。
人が感動するのは、想像を超えた時だと考えますが、
この高さなんだろうな、とか、これくらいの数が連発されるんだろうな、
それと結構肝なのが、花火が打ち上げられる広さ。
基本的に打ち上げられる場所よりも、
我々の場所からだと上流方向に斜めにも、
決めの場面は打ち上げるので、
映画を観に行って、予告編の後、
スクリーンがワイドになるみたいな感動がある、
わかりずらいね。
それと、天神祭のときに、これは駄目だな、と感じた、
花火の途中に間があること。
こっちは、それがまったくといっていい、
というか、ちょうどいい、いいなぁ、
と思える間のすぐ後に、またどこどこはじまる構成になっていて、
それはやっぱり大事だと再認識。
ちなみに、東京湾は、三部構成とかになっていて、
明確にトイレ休憩とか取れた筈で、それもまたよい。
間に作品のコンテストとかがある都合もあるんだろう。
そうだ、もう一個悪い点があった。
頑張って選曲とタイミングを計っているんだが、
それっぽい曲がかかる。
180%いらない。
いずれにしろ、複数回にわけるくらいの分量を書いてしまったが、
あらためてわけるのもめんどいのでそのまま掲載。
そんだけ、花火としては、というか花火自体はよかった。
そんな花火だったが、walker plusってサイトの
関西花火ランキングは6位でした。
このサイトを信じて、もっと素敵な花火大会がまだまだあることを
よいことと思うこととする。









