510、木下大サーカスは大なのか? no.6 

By | 2015年9月15日
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なんだか思いのほか長くなりました、最終稿。

自己紹介する時、自分という人間の半分は好奇心で出来ています、
と話し始める私は、つまり、なんでも面白がれる、と自覚していて、
サーカス自体をあまり期待していたわけでは決してなかったのだけど、
しっかり充分楽しみました。
という書き方をするとあまり楽しんでない風になるな。

たまたまだけど、二人の取った席がたまにあるんだけど、
隣同士でなくて、リングサイド席の空いてた一番後ろで観たのだが、
そうすっと、命綱を操る人が、真横にいたり、
サーカスって舞台装置がそこそこしっかりのもあるんで、
いわゆるピエロが間繋ぎするんだけど、
その間に、演者がはける姿とか、舞台装置側の人とかの頑張りとかが凄く目に入る席でさ。
いろんな意味でホントに楽しめるというか。
ってかさ、ライオン8頭分の餌代とか、
どうやって移動させてんのとか、2、3ヶ月そこで公演を続けるわけで、
何処で飼育してんのって話もあるし、
我々は、10時台の回を見たのだけど、
週末は、一日三公演するわけ。

自分が芝居やってた時も、木金土土日日の6公演やるのも、
あるいは飽きがあったり、集中力が持続できなかったりするんだが、
結構一歩間違ったらやばりよね、ってことを、
毎回毎回ちゃんとすることが、もちろん笑顔で、やることが、
そんじょそこらの同じことを続ける仕事よりすげぇな、と思ったり。

結論としては、ちょっと違った視点になってしまっているかもしれないものの、
機会があれば、観に行ったらいいと思う価値がしっかりあるし、
さりとて、ある程度自分の意志を持たないと観にいかない類のものだから、
観に行ってもいいんでない?
という感想。

そして、言及しきれてませんが、
やっぱり間繋ぎするピエロって、エンターテイメント。

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