昨日、枚方市駅近辺を散策した。
日本橋から三条大橋までの五十三次から、
高麗橋(今の京橋(京橋を京↑橋↓と発音することに抵抗があり、今でも京→橋→と発音しています)までの
五十七次まで延びたのは、1619年のことだから、皆も記憶に新しいことと思う。
ここ枚方市は、後者の五十六次。
くらわんか舟、というのが有名。
京都から大阪片道3000円6時間、
大阪から京都6000円12時間の定員二十八人乗りの舟が行きかかって、
その舟に近づいて、
簡単に言うと、喰えっ!って言いながら、
寿司とか団子とかお酒とかを売っていたらしい。
記念館とか博物館的なとこはもちろん、
元宿だったとこが、ある程度綺麗に整備されているんだけど、
普通にお店をやっているところも、
なんとなく話を振ると、まあみんな、丁寧に教えてくれる。
京阪が通るまでなので、
維新の志士もそうだし、慶喜公も普通に利用していたそうな。
そこで中心の旅籠が鍵屋というとこで、
平成の世まで料亭をやっていた、というから凄い。
って、今の枚方がどんだけいけてないかを知らないと、
それは伝わらないか。
堤防をぐっと作って、川が近くまで来なくなり、
舟の行き来も終わって。
昔の川と、今の川を比べるとにわかには信じられないくらい離れて流れていたんだと。
いい意味で馬鹿にしてますんで、
それなりに歴史とかあると、結構面白がる私。