731、観劇ログ no.5 「イントレランスの祭」KOKAMI@network vol.14、さすがの出来

By | 2016年4月24日
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わかんない人も多いと思うが、鴻上尚史(こうかみしょうじ)といえば、日本を代表する作・演出家の一人。
早稲田の劇研時代に第三舞台ってのを立ち上げて、一世を風靡。
所属するメンバーはちょいちょいテレビ出てるけど、
一般的には顔と名前が一致しない感じ。

その鴻上が第三舞台解散後にやってるのが、KOKAMI@network。
そのもうvol.14なのかぁ、はじめてだったんだが、観に行ってきた。

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結論としては、さすがの完成度。
主演の風間俊介(金八先生5部の主演)が、まあいい役者になっておる。
ヒロインの岡本玲ってのが認識できていない人で、こっちはまあそこそこ。
パンチラシーンがあるので、そういうのが好きな人は。

カムカムの藤田記子が、まあ、可哀想なポジションではあるものの、
やはり実力はあるやね。
そんで、第三舞台の主演俳優、大高洋夫はさすがの存在感。
はじめて見たけど、久ヶ沢徹、よかった。アンガールズの田中に見えてしかたなっかんだが。
田村健太郎もはじめてで、よろしいんじゃなかろうか。
というか、映画のノルウェーの森に出ていたのか、まったくわからん。

話的には、設定無茶があるものの、すんなり入れる。
驚きがある筋ではないものの、テーマについて難しくなく考えやすく親切な印象。
決してマストではないものの、
やっぱりダンスと殺陣は、あると嬉しい、華やかなんでね。
おそらく、あと半歩、全体としてのスピード感があると、
もっと爽快に観られたんじゃないかと。

ちなみに有名な話だが、相変わらず鴻上尚史はロビーで普通にうろうろしてました。

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