ＧＷを日本で過ごすのは社会人になって初めてなんじゃないかと思うんだが、
飛び石でさ、間の休みが取れなくてさ、日本で過ごしてます。
ＧＷ初日、「崩壊シリーズ 九条丸家の殺人事件」観てきました。
結論から書くと、最近観た芝居の中では一番面白かったかも。
一口に芝居と言っても、ジャンルがあるんで何をもって一番とするかは難しい。
テーマなのか、笑い中の、心の震えなのか、読後感みたいなものなのか、
あえて決めると完成度と思っていて、よく出来てるなぁ、というのがこの
芝居の良さを端的に表すかなと。
とりあえずしげさんが出ている芝居はほぼ観に行っているが、
今回一個ひっかかったのが「崩壊シリーズ」という言葉で、
んっ？シリーズなの？はじめてでも大丈夫？と思わないこともない。
結果的にはシリーズとうたっているものの、今回がはじめてということで、
良さから、シリーズにしちゃおうか？みたいな乗りらしい。
そして私はシリーズ化されることを強く願う。
ジャンルでいうとドタバタコメディミステリーなんだろうが、
最終的にいろんな意味で崩壊する、という落ち。
芝居において、とちったりアドリブ風のものは、基本100%台本通りであるが、
それを踏まえていない、芝居を知らない人なら、と大丈夫なんか？と心配するくらい
結構無茶苦茶な展開で、とにかく面白かった。
そしてこの芝居が私にとってよかったのは、
観劇後、アフタートークがあったのと、
最近はしげの芝居を観に行ったあと、必ず楽屋挨拶にいくわけではないものの、
今回は楽屋に行きたいなと強く思えたのもそうなんだが、
劇場の人に聞いたらとりあえず裏に回ってとそっちに向かったところ、
普通にしげさんがベンチに座って煙草を吸っていまして、
最初こっちは立って話してたんだけど、しげさんからまあまあ
座ってくださいと言ってもらい、２０分程度は話が出来たこともあるんだ。
私はこの山崎樹範という役者を他のどの役者よりも若いころから見続けているし、
見逃したこともあまりないはずで（テレビは追い切れてないか・・・）
こうしてあう機会があると、ホントにいい意味で普通の人で、
でもやっぱりカッコよくて。
僕は一生この人のファンでい続けるだろうし、
この人と出会えたことがちょっと宝物だったりする。