今日もまた偉大な人が他界した。
芝居のことを書く限り、スルーせずにはいられない。
蜷川幸雄、享年80歳。
勝手格付けだと、蜷川幸雄と野田秀樹が二大トップなんだが、
言うまでもなく、蜷川の方が歳が相当上だし実績もあるから、
きっと世の中的には上なんだろう。
その下に、つかこうへいとか、鴻上とか井上とか三谷とか松尾とかいる感じ。
っで、困ったことに、私蜷川の作品を観たことがまさかのない。
映像で2、3観たことあるんじゃないかという程度。
なんでなのかと思って想像するに、結局、脚本を書かないからなんだと思う。
今となっては、まあ、古典は古典で観てもいいかと思うけど、
いや、書いてみて思った、古典はあまり観ようと思わないな。
だからこそ作品数が多いんだろうね。
そう考えると合点が行くのは、四季もそんなに観てないし、
こっち来たんだから行かないと、と思いつつまだいけていない宝塚、
結局本がオリジナルでない、という段階でなんか下に見ている自分がいる。
というか、オリジナルを書き続けることに敬意を表しているのかもしれない。
これは実際に書いたりしたことがあるからなのか、
あるいは、その古典たちを少なからず、何らかの形で知っているから感じることなんだろうか?
そんなわけで、そうか観てないのはどうなんだ俺?
と思って書き始めたけど、別にいいやと思った次第。
いずれにしろ、凄い人だったのは間違いないんだろうが、ネットたたいてもさ、
何処がどう凄いのかちっともわからない。
灰皿投げたこと?みたいな。