2016/05/21(土)。この頃からガイドブックのメイン何処にあるとこではなく、
扱いが寂しめのとことかに行き始めている。
ネットをたたくというよりは、単純に観光が好きなお客様から教えてもらっているのが基本で、
こちらはおべんちゃらで行くわけでなく、好きで行っているし、
行ったという話をするとお客様も悪い思いはしないので、ウィンウィンである。
奈良県ってのは、南北に長く、奈良市ってのはほぼ北にあり、
真ん中あたりに吉野があって、そこから南半分は完全に山。
その間くらいにあるのが、前に書いた飛鳥とか今回訪れた桜井。
京都よりもすっかり奈良が好きになった我々だけど、
奈良市内はともかく、飛鳥に次いで来たここが決定打になったかな。
兎に角、観光客が少ないし、まあ、うるさい外国人はいない。
豪華でも煌びやかでもないけれど、朴訥とただそこに厳然としてあり、
歴史を遡ると、幕末戦国ではなく、平家物語とか、紫式部とか、大化の改新とか出てきてしまう、
歴史の懐の深さがあるのが関西であり、特に奈良だったり京都の市外や滋賀だったりする。
ここ桜井は結局電車で1時間強、そっからグーグルマップで出てこないバスに乗って向かう格好。
なので我々はともかく、観光客が行かないのはもっともで、この辺は、
飛鳥にしろ、桜井にしろ、長谷寺にしろ、斑鳩にしろ、吉野にしろ、曽爾村にしろ、まとめてまわるのは難しく、
一日一か所ってなるので、非常に効率が悪い。
ついでに美味しいものはあまりないってのも特徴。
そんなわけで、桜井周辺を書いていきますが、適当に並んでいる写真は、最初の目的地、談山(たんざん)神社。