もちろん、境内はかなり広く、見て回るだけでそれなりに時間も必要で、
さらには言うまでもなく、基本室内は撮影禁止のため素通りしてきたが、
本堂は往生極楽院といい、
「寺伝では986年に「往生要集」の著書で天台浄土教の大成者である
恵心僧都源信が父母の菩提のため姉の安養尼と共に建立したと伝えらえます。
お堂に比べて大きい「阿弥陀三尊像」(国宝)を納める工夫として、
天井を船底型に折り上げています。
現在は肉眼ではわかり難いものの、
その天井には極楽浄土に舞う天女や諸菩薩の姿が極彩色で描かれています。
そんなわけでさすがに非常に素晴らしいお寺であるのは間違いなく。