1718、大和郡山散策 no.9 慈光院、ゆっくり出来るなら最高

By | 2019年1月19日
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「石州の茶の湯は、千道安(千利休の長男)の流れを汲む桑山宗仙(左近)から学んだものである。

利休本来の茶の湯の精神を継承しつつ、時代の流れである武士中心の世の中に調和させた「分相応の茶」を説いたことが、

将軍家をはじめとして諸大名達に受け入れられることとなった。

石州に茶の湯を学んだ人物としては、
徳川四代将軍家綱・水戸光圀(関連項目)・堯然法親王・松浦鎮信・藤林宗源・清水動閑・大西閑斉・保科正之・怡溪宗悦・野村休盛などが挙げられる。

彼らがさらに全国各地へ石州の教えを広めたことから、後に茶道ができてからは「石州流」となり、

怡溪派・清水派・鎮信派・伊佐派・宗源派・嘉順派・大西派・大口派・古石州・ 片桐宗猿派・不昧派・野村派・林泉寺派・古閑堂派など多くの派に分かれている。」

抹茶菓子付きとはいえ、拝観料1,000円はやるな、という値段であり、
写真が多いので広く感じるかもしれんけど、実際は非常にこじんまりとしたつくり、

ホントは庭を眺めながら、時間を忘れ、ゆっくりするのがお寺のいい過ごし方でありつつ、なかなかすることはないわけだが、
ここはそれをするに最高なんじゃなかろうか?穴場でお勧め。

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