199、寿司と日本酒

By | 2014年10月27日
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次はこれですかね。
厳密に言うと寿司屋で食事をするなら、
最初は刺身だろ、という話もあるんだが、ここは割愛。
寿司一本に縛ります。

調べずに書くので間違っているかもしれないけれど、
ざっと、寿司は江戸前と、漁港近辺の鮮度命のにわかれていると思っています。
箱寿司とか押し寿司とかは独立系なのだろうけど、この際は前者にいれる。

っで、意外と知らない人もいるかもしれないので、江戸前を説明しておくと、
単に鮮度がよければそのまま握ればよいのだけど、
一手間加えるのが江戸前。

例えば、こはだなんかの酢締め、はまぐりや穴子は蒸してつめをつけて、
鮪も基本的には寝かせてだし、シャリと見の間に剥き身を入れたり、
白身は昆布締めに、かんぴょうなんかは甘く、酢飯もしっかり甘めな印象。

これに箱寿司とか押し寿司なんかは、日本酒然とした甘口の日本酒で行きたい。

一方、日本海でも函館でも伊豆でもよいのだが、
海の街で食べる寿司は、余計なことはしないで、
鮮度命でいただきたい。

青味だって生、白魚とかさ、時の魚とかさ。
逆に脂がのり過ぎているときは炙って脂を落として香ばしさを出すとか。

この辺は、魚を負かしてはいけないので、
逆に辛口な上品な日本酒でいきたい。

一方無視してきたけど、寿司と醤油ってのは非常に大事な関係。

個人的には山口から九州にかけてのたまり醤油とよばれる刺身醤油は苦手。
とろとろして甘い。
これはだから素直に焼酎の方が合うんだろうなぁ。

 

 

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