201、おでんと日本酒

By | 2014年10月29日
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鍋の季節になりました。
鍋の種類は数あれど、ちょっと一緒くたにされると嫌そうなのが、おでん。

昔、3日くらいかけて、鶏がらスープから出汁を取り、
大根に限らず、しっかり色々下茹でして、作ったことがありますが、
なんか鍋に放り込んで火を通して味付けするか
ポン酢で食べるかとはさすがに手間が違う。

さりとて、美味しいものが好きなものの、あまり多くは食べられない私としては、
そもそも鍋という物は、ちょっとなと思うわけです。
手軽だし、何よりいくら食材を増やしたところで、
付けだれをけたり、薬味を用意したところで、
基本の味はあくまで一緒なわけで。
でもね、鍋ってうまい。

そんななか、おでんは気合入れると違うぞと、
いや、味一緒じゃん、という意味では、一緒なんだけどさ。

さて、日本酒との相性ですが、東京の辛くて黒いのは、
むしろ、飲みやすい日本酒で、口の中の塩気を流す。

逆に透明スープの関西系お出汁は日本酒自体を味わうべきなのかもしれない。

コンビニにある定番ものから、関東なら竹輪部とか鯨とか、
関西だと、がんものことひろうすといったり、
地方食様々ながら、地域というよりは、店によって味がそこそこいい意味でばらけていると思っていて。

一つ確かなことは、ビールでも焼酎でもなく、日本酒だな。
そして、なんとなく、熱燗。

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