501、紀伊国屋、春樹の新刊買取 何か意味があるんだろうか?

By | 2015年9月6日
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今日、9/6(日)日経朝刊「村上春樹氏の新刊買い切り、勝算は」

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紀伊国屋が、再販制度ではなく、春樹の新刊を出版社から9割買い取って、
ネットには回させないで、9割も、自分とこだけじゃ難しいので、書店に回すってことをしました。

単純に、書店がやばいってことで、
社長談「何かを変えないと、このままあえぎ続けて座して死を待つことになりかねない。最後のチャンスだ」
とありまして、正直、書店が死ぬのは決まっていることで、
何かをしても無理なんじゃないかと、私は思っています。

ただ、一方で、春樹くらいの人なら、出版社がどうこうよりも、
春樹も納得の上で、今回の決定と想像しますが、
私だって、本屋さん、というものとても好きで、
どうか、多くの書店が残って欲しいとも思う。

でもさ、今の自分が書店に行くか、っていうと行かないし、
というか、申し訳ないけど、そもそも本はそこそこ読んできた方と自負するが、
その9割が、古本だかんなぁ。

なので、大事なことは、私にとって大事なことは、
書店が残ることではなく、面白い本が提供される続けることで、
それが書店がなくなっても維持されるなら、
かなりどうでもよいことで、
書店がないと、面白い本が提供され続ける確率が下がる、
とも思えない。

書店は諦めて、知名度と立地を武器とした、
百貨店的な不動産業みたいな形しか生き残る道はない気がする。
それで行くと街の本屋さんとかは完全に全滅。

まあ、よく残った方だと思う。
街の電器屋さんとかだって結局ほとんど残ってないわけで、
これは仕方のないことっす。

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2 thoughts on “501、紀伊国屋、春樹の新刊買取 何か意味があるんだろうか?

  1. なおみ Post author

    という賛同を久しぶりにコメントをいただいたけど、
    なんか好評?誰的に?だったらしく、
    紀伊国屋は増やすみたいなニュース流れてたね。
    いや、いいんならいいんです、どんどんやってください。
    ただ、そこ本質か?って議論なんですよ。

    Reply

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