世の中に存在するものには大概名前がついているのであろう。
今まで生きてきて、それなりに目にしてきたのだけど、それの名前を気にしたことが一度もなく、
こないだ初めて知ったのが、ベッドメリーであります。
それが何であるか読者はご存知であろうか、あるいは知らんでも想像で思いつくであろうか。
そう、まあ、必ずしもベッドとニコイチということもないのだろうが、
ベビーベッドの上、非常に質の悪い音で、どうでもいい曲をかけながら、
なんかいろんなものをぶら下げた状態でくるくる回るあれであります。
当たり前であるが、音楽だけであれば家では適当に流れているので、くるくる回るあれも彼には必要なわけだが、
それを目視できるようになるのに、２、３か月の月日が必要なようで、
最近になってようやく意味をなしてきたというか、意味をなすこともあるようになってきた。
兎にも角にもなんだかんだ我々二人も家ですることがあるわけで、
彼の相手をし続けることも出来ず、というか一人で大人しくしていてくれるととても助かるわけで、
このメリーで大人しくしてくれているととても助かるという話で、
まあ、長くても30分程度しか持たないのだけど、その30分でもとても助かるのであります。