200、鰻と日本酒

By | 2014年10月28日
Pocket

たしか東海林さだお(料理エッセイとか書く人)だったと思うけど、
引越したら近所でまず探す店が、蕎麦、寿司、鰻。
彼は料理もする人なので、基本的には、家庭では作らないもの、ということらしい。
なるほど。

それに習い続いては鰻。
これもビールよりは日本酒。
鯉こくとか、なまずの天ぷらなんかもメニューにはあるけれど、
ここも鰻一つに絞る。

東西で、腹開き背開き(はどうでもよく)、頭がついてるついてない(これもどうでもよい)、
蒸す蒸さない、という違いはありますが、
こっちでも何度か食べたことがあるけれど、
これは完全に好き好き。

たしかに、蒸す東京の方が、脂も落ち、臭みが抜けて上品な気がする。
味付けに関しては、東西どうこうっていうのはあまりない気がする。
それよか、やっぱ、素材と焼き方なんかね。

まずは、うざく。酢の物はビールでよいかもしれない。
突き出し的に。
続いて、白焼きを山葵醤油で。
これは上品な辛口で行きたい。
それから、鰻巻き。
たれの味を卵がふわりとくるむ。
これが美味しいお店は、よい。
単純に出し巻き卵が美味しい店はいい、と同義。
日本酒も味わいがあるものによせて行く。

最後に蒲焼か鰻重。
これはしっかりとした日本酒やね。

こうして書いてみて思ったのは、わざわざ書くことでなく、当たり前の話だな。

意外と鰻とこんな日本酒って合うんだ、という組み合わせがどこかのラボから
提案があることに期待する。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です