2675、善通寺、四国八十八ヶ所霊場の75番札所

By | 2021年9月16日
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続いて、善通寺

>善通寺の由来

>五岳山 善通寺の創建は、『多度郡屏風浦善通寺之記』(江戸時代中期成立)によると、唐より帰朝されたお大師さまが、御父の寄進した四町四方の地に、師である恵果和尚の住した長安・青龍寺を模して建立したお寺で、大同2年(807)臘月(陰暦12月)朔日に斧始めを行い、弘仁4年(813)6月15日に落慶し、父の諱「善通(よしみち)」をとって「善通寺」と号したと記されています。

>鎌倉時代に佐伯家の邸宅跡に「誕生院」が建立され、江戸時代までは、善通寺と誕生院のそれぞれに住職をおく別々のお寺でしたが、明治時代に至り善通寺として一つのお寺となりました。現在は真言宗善通寺派の総本山であり、また四国八十八ヶ所霊場の75番札所でもあります。

>京都の東寺、和歌山の高野山とならぶ弘法大師三大霊跡のひとつ

>現在の善通寺は「屏風浦五岳山誕生院善通寺」と号し、山号の「五岳山」は、寺の西にそびえる香色山・筆山・我拝師山・中山・火上山の五岳に由来し、その山々があたかも屏風のように連なることから、当地はかつて「屏風浦」とも称されました。

>そして、「誕生院」の院号は、お大師さま御誕生の地であることを示しています。

>御誕生所である善通寺は、京都の東寺、和歌山の高野山とならぶ弘法大師三大霊跡のひとつとして、古くから篤い信仰をあつめてまいりました。

>総面積約45,000平方メートルに及ぶ広大な境内は、「伽藍」と称される東院、「誕生院」と称される西院の東西二院に分かれています。

>金堂、五重塔などが建ち並ぶ「伽藍」は、創建時以来の寺域であり、御影堂を中心とする「誕生院」は、お大師さまが御誕生された佐伯家の邸宅跡にあたり、ともに弘法大師御誕生所としての由縁を今に伝えています。

>お大師さまは、ここ善通寺の地に御誕生されました。

>「お大師さま」としても親しまれる弘法大師空海は、宝亀5年(774年)6月15日、御父・佐伯善通(さえきよしみち、俗名:田公 たぎみ)と御母・玉寄御前(たまよりごぜん)の子として、四国・香川県の西部、善通寺の地に御誕生になりました。

>幼名を「真魚(まお)」と名付けられ、ご両親の寵愛を受けてお育ちになりました。

>幼い真魚さまは非常に聡明で信仰心の篤いお子様だっだと伝えられています。

>そして真魚さまは、この地の豊かな自然のなかで多感な時期をお過ごしになられました。

>一方で、近年の発掘調査により善通寺境内に創建時をさかのぼる前身寺院(佐伯家の氏寺か?)の存在が確認されています。

>おそらく真魚さまは、その寺で仏像や仏典・僧侶に親しまれたのでしょう。延暦10年(791)18歳で都の大学に入学するものの、仏法に目覚め山林修行に身を投じた真魚さまには、この地で蒔かれたほとけの種子が宿っていたのです。

引用終わり、
宝物館が500円だけあり、さすがに立派でありました。

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