147、海老の踊り喰い

By | 2014年9月6日
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という名前でよいのだろうか?
枚方市駅にある、名前は忘れたお店で歓送迎会があり、いわゆる飲み放のコース。
車海老だかブラックタイガーだかが活きたまま出てきまして。
別にそんなに珍しいものでもなさそうと思いつつも、どうやらはじめてな気がする。
まず、思いのほか手強いというか跳ねるというか。いざやってやろうとすると、二度ほど逃げられる。
そして、分離してからも当然のごとく身の部分が死後硬直だかなんだかで、ピクピクしたり、ビクンビクンしたりする。
ここで頭を吸う、若干やらしい。海老味噌はビターな大人の味。蟹味噌ともまた違う。というか部位としては同じなのか違うのか。
それから皮を剥く。これまた想像以上に剥きづらい。特に足を外すのに四苦八苦。
いざ賞味。その状態でもなお食べられまいとするかのような歯ごたえ。プリプリというよりはブリッブリッ。濃厚の甘味が広がるわけでもなく、野趣な味わい。 虚覚えだが、海老はお亡くなりいただいてから、少し時間をおいた方が甘味が出てきて美味しくなる、という話は正しいのだと実感。

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