アップのテンポがよくわからんが、
だんじりの続き。
祭りから離れて城見て帰るつもりの途中。
警護をする人に危ないから戻れと言われ、
線の中に入る。
口は悪いかもしれないけれど、何処が危ないから俺たちが一番わかっているから、と。
40半ばのパンチのおとっちゃん、
が、お父さんと呼ぶと、兄さんだというので、以下兄貴。
遠くの席から見たときはなんとも思わなかった、
だんじりの見せ場、直角曲がり、
それを実際にしている人達の人力差加減、
これは間近に見ると、ぐっとくる。
期せずして感極まってしまい、泪を流してしまいまして。
そのまま兄貴からビールをご馳走になり、
いろんなことを教わり話しながら、
だんじりが帰ってくるとこまで見物させてもらって。
先頭を走る健気な子供たちから、
自らの意志で引くようになる世代。
自分たちが引くんだという世代にうつり、
止めることによって曲げる世代、
集団を統治する世代、
上に乗る花形から、警備の人、食事の準備などなど、
一つのだんじりに1000人の人が絡んでいて、
祭りが終わったその日から、
来年の祭りの準備がはじまる。
話としてそんなのは聞いたことがあるけれど、
間近にみて、彼らの真剣さから、
それはホントなんだな、と思う。
だんじり祭りは、岸和田からはじまって、
これから毎週のように、泉州で行われるんだと。
観たこと無い人は是非一度。
観たことあるけど、今一よさがわからなかった人は、
ずけずけ、祭りをしてる人に近づいていって、
いろいろ話を聞くとぐっとよさがわかる、と思う。
なんか、俺ももっと一生懸命に生きようと、
普通に思ったのでした。