2016、嵐山ら辺散策 no.9 常寂光寺(じょうじゃっこうじ)、高低差があるのはいいことだ

By | 2019年11月14日
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ちょっと北上、常寂光寺(じょうじゃっこうじ)、入口が狭いってのもあるんだろうけど、
寺に入るのに行列が出来る秋の京都、

仁王門
>仁王門は、もと本圀寺客殿の南門として貞和年間(1345〜49)に建立されたものを、元和二年(1616)に当山に移築され、仁王門とした。

>境内建築物の中で最も時代の古い建物である。茅葺の屋根がめずらしい。

>仁王門像は、身の丈七尺、運慶の作と伝えられる。仁王門像は目と足腰の病にご利益があるとされ、近在の檀信徒がわらじを奉納して病気平癒を祈願されている。

天龍寺界隈と違って少し小高くなっている、

仁王門を振り返る、

本堂
>本堂は、第二世通明院日韶上人(日野大納言輝資の息男)代に小早川秀秋の助力を得て、桃山城客殿を移築して本堂としたもの。

>江戸期の文献、資料に図示された本堂の屋根は、本瓦葺きの二層屋根となっている。現在の平瓦葺きの屋根は、昭和七年の大修理の時に改修されました。建立の年代は、慶長年間。

そんなに登ったっけか?の絶景、

多宝塔
>寺伝に、文禄五 (1596) 年日禛上人が、当寺に隠棲して堂舎を建立し、さらに日韶上人が小早川秀秋の助力を得て桃山城客殿を移築して本堂とし、

>元和二 (1616) 年には本圀寺客殿南門を移して仁王門としたことが見えるから、慶長から元和にかけての頃が、当時の創建期であったらしい。

常寂光寺
>慶長年間(1596〜1614)に大本山本圀寺第16世究竟院日禛上人により開創。本堂は慶長年間に小早川秀秋公の助力を得て、伏見桃山城客殿を移築し造営する。

>仁王門は、元和二年(1616)に大本山本圀寺客殿の南門(貞和年間の建立)を移築、仁王像は運慶作と伝えられる。
什物に高倉天皇より小督局に下賜された車琴がある。 これは小早川秀秋公より当山に納付されたものである。(非公開)

鐘楼
>鐘楼は、寛永十八年 (1642) 当山第四世、光照院日選上人の建立。
梵鐘は第二次世界大戦中徴資に遭い、現在の梵鐘は、昭和四十八年に青木一郎博士の音響設計により、古律黄鐘調の新鐘として鋳造されたもの。毎日、正午と夕方五時に所定の数を突いています。

拝観料500円、境内も広く散策にもよい

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